ニッポンの本当におもしろいを巡る旅

丹沢自然学校エコツアー (第2話 エコツアーについて、すこし)

ツアーに出発する前に、そもそもエコツアーとはどのようなものなのか、

理解を深めておかなくてはなりません。

 

エコツアーは、エコツーリズムの概念と関連付けて

考えられるもののようで、日本エコツーリズム協会のHPには、

次のように紹介されていました。(以下HPより抜粋)

「日本エコツーリズム協会が考える『エコツーリズム』の定義

本文

エコツーリズムとは

1.自然・歴史・文化など地域固有の資源を活かした観光を成立させること。

2.観光によってそれらの資源が損なわれることがないよう、適切な管理に基づく保護・保全

  を図ること。

3.地域資源の健全な存続による地域経済への波及効果が実現することをねらいとする、

  資源の保護+観光業の成立+地域振興の融合をめざす観光の考え方である。

  それにより、旅行者に魅力的な地域資源とのふれあいの機会が永続的に提供され、

  地域の暮らしが安定し、資源が守られていくことを目的とする。

付記

1.エコツアーとは、こういったエコツーリズムの考え方に基づいて実践されるツアーの

  一形態である。

2.エコツーリズムの健全な推進を図るためには旅行者、地域住民、観光業者、研究者、行政

  の5つの立場の人々の協力がバランス良く保たれることが不可欠である。

3.環境の保全を図りながら観光資源としての魅力を享受し、地域への関心を深め理解を

  高めてもらう手段としてのプログラムがつくられるべきであり、地域・自然・文化と旅行者の

  仲介者(通訳の能力を持ったガイド)が存在することが望ましい。」

 

エコツーリズムの解釈は一つに定まっていない、というのが現状のようですが、

環境問題の深刻化、過剰利用による自然環境の破壊などが発生していることに加え、

地域経済の停滞などの問題が背景にあり、

地域資源の保護・保全そのものが、地域振興の実現につながる可能性を持っていることから、

エコツーリズムの重要性が高まっているようです。

 

今回ガイドをしていただく「NPO法人 丹沢自然学校」も、

丹沢の自然・文化を人々に伝え、地域に暮らす人々との交流を図り、

自然環境と地域文化の保護・保全に貢献することを目的として

2009年5月に設立されました。

丹沢には、南関東では数少ないブナの森があり、

ツキノワグマやシカなどの様々な野生動物が生息する豊かな自然があります。

また、神奈川県の水源としての役割を果たすほど、良質で豊富な水に恵まれた

地域でもあります。

一見すると素晴らしい自然しか目に入りませんが、

周辺地域の都市化による大気汚染や温暖化による悪影響を、確実に受けているようです。

 

丹沢自然学校では、主にガイドツアー・登山道の清掃補修・自然文化についての調査・

森を守る活動を行うことで、丹沢の自然や地域の文化を次の世代につなげていこうと

しています。

NPOのメンバーは、それぞれ仕事を持ちながら土日に活動をしているとのことで、

地元以外からも参加している方がいるそうです。

企画しているツアーは山登りだけではなく、沢登りや里歩きなど、

様々な角度から、地域の自然や歴史・人々などへの理解を深められるように

なっています。

▼丹沢自然学校やツアーの詳しい情報はこちらから⇒丹沢自然学校 HP

 

 

カテゴリー:

神奈川県(山北町)

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