ニッポンの本当におもしろいを巡る旅

丹沢自然学校エコツアー (第7話 山をおりる)

閑話休題。

今回は、エコツアーに話を戻します。

 

畦が丸山頂の山小屋でお昼を食べ終わってからも、

雨はやみません。それでも、雨具を着て下山を始めることにしました。

外に出てみて驚いたことに、

木々が雨を遮ってくれるので、思ったほど濡れません。

これは、木々が雨を受け止めて、葉や幹に吸収してくれるからだそうです。

 

「ほら、山ツツジですよ」「あっ、野生のフジの花」

ガイドの佐藤さんが次々に草花や木々について教えてくれます。

 

tan8.jpg tan9.jpg

 今回は珍しいギンリョウソウにも出会えました!

 

tan10.jpg

 

 

 

 

 

 

 

「下りは、覚えた木のおさらいをしていきましょう」と

雨で意気消沈しがちな私達を励まし続けてくれます。

ブナ、イヌブナ、ミズナラ、カエデ、リョウブ、ヒノキにスギ・・

丹沢には、標高800m以上の場所にブナ林が広がっているそうですが、

丹沢のブナ林は日本海側のブナ林と違い、

様々な樹木と一緒に森林を作っており、ブナ以外の樹木の方が多いそうです。

この豊かな植生が、ツキノワグマやニホンジカをはじめとする

様々な生き物を育んでいます。

 

歩いていると、

「植生保護柵」という表示のついた、柵に囲われた場所が出てきました。

tan11.jpg

 

 

 

 

 

 

 

これは、ブナを中心とした植物が、増えすぎたシカに食べられないように

保護するもので、絶滅が危惧されていた植物が回復するなどの効果が

出ているようです。

 

雨はいつの間にやら小降りに。

歩き始めてから、約7時間。

ついに最終地点の西丹沢自然教室に辿り着きました。

 

 

カテゴリー:

神奈川県(山北町)

<<インデックスへ戻る