ニッポンの本当におもしろいを巡る旅

まるごと天城 森林体験&文学散歩ツアー (第5話)

第5話

今回も引き続き、天城湯ヶ島の文学散歩です。

湯ヶ島小学校で清々しい気分になった後、

「さくらや書店」へ。

 056.jpgのサムネール

 

 

  

 

 

 

 

 

 

ここは、作家・井上靖の小説「しろばんば」に出てくる

主人公・洪作のライバル浅井光一のモデルになった方が開いた書店で、

今は子孫の方が跡を継いでいます。

井上靖とその作品に縁の品が展示されたコーナーが設けられ、

皆でガヤガヤ覗き込んでいると、お店の方が井上靖にまつわる様々な

エピソードを話して聞かせてくださいました。

 

画像 055.jpg

画像 054.jpg

 

ところで、皆さんは小説「しろばんば」を読んだことがありますか?

実は私、読んだことがなかったのです。

あまりに有名なので、あらすじを見ただけで読んだ気になっていました。

そして、読みたいと思いたったが吉日とばかりに買いました。「しろばんば」。

小説の舞台となった地で、登場人物のモデルになった方が開いた書店で、

しかも、その娘さんから色々な思いで話を聞かせていただいて本を買える

なんて、本当に思いがけないことです。

 

こんなふうに、様々な人や出来事が折り重なるようにして物語ができ、

今も語り継がれ、これからも時間をかけてこの地域の風土になっていくのですね。

小説を読んでから湯ヶ島を訪れると、きっと見える風景も変わってくると思います。

 

 

 

カテゴリー:

静岡県(伊豆市)

<<インデックスへ戻る