まるごと天城 森林体験&文学散歩ツアー (第7話)
第7話
まだまだ、伊豆湯ヶ島散策は続きます。
伊豆湯ヶ島といえば、湯ヶ島温泉が有名です。
ここには、古くから里人が共同湯に向かう時に通った「湯道」という名の
道があります。現代のように自宅にお風呂のないのがあたりまえの時代、
人々は共同湯を使っていたのですね。
考えただけでも、お風呂に入るのが億劫になりそうですが、
川沿いに続く湯道は、なかなか風情があって、
この道を散歩しがてら、お風呂に行くのも良いかなと思えるほどです。

それにこの地は、川端康成をはじめ多くの文人に愛された場所でもあります。
風情のあるお宿や、文人の残した歌の碑なども所々にあって、
文化の香りも高いのです。
そんな、文人墨客に愛されたというお宿の一つを見学させていただきました。
その名は「落合楼 村上」。
このお宿は明治初期に創業され、建物が国指定登録有形文化財に指定されています。
当時の技と財力の限りを尽くした贅沢なつくりで、玄関に入った瞬間、
その独特の贅沢感につつまれます。
建物全体に、屋久杉などの良質な木材がふんだんに使われており、
建具や欄間など、細部にも工芸品のような精緻さと美しさがあります。
◆お宿の情報はこちらへ⇒ 落合楼村上
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