祭が地域をつなぐ(第3話 夜神楽が始まる)
受付で初穂料を渡してから中に入れてもらいます。
既に舞が始まっており、見物のお客さんがギッシリ。
家の中は、障子や襖などの仕切りが取り払われ、
中央には神楽を舞う場がしつらえてあります。
ここは「神庭(こうにわ)」というそうで、
神が舞い降りて里人と遊ぶ神聖な場所とのこと。
周りを見渡すと、他のお客さんたちは、たっぷりと着込んで
毛糸の帽子を被ったり、ひざに毛布をかけたりと準備万端。
夜神楽を夜通し楽しもうというベテランの方がたくさんでした。
一方、夜神楽「初心者」の私達は見るからに着込み方が
足りないようで、すぐに初心者と見抜かれてしまいました。
さらに薄着なのが、舞手の皆さん。基本的には白装束。
家の中とはいえ、神様が入ってこられるようにと、
戸は全て開け放ってあるので、寒いことこの上ないのです。
笛と太鼓の調べにのせて、33番の神楽が厳かに舞われていきます。

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